クタクタになって深夜に帰宅し、玄関のドアを開けると、朝急いで出かけたままの靴が散乱し、リビングには脱ぎっぱなしの上着やカバンが置かれている。その重苦しい光景を目にした瞬間、一日の疲れがさらに増してしまう……。そのようなご経験をお持ちの方は多いはずです。夜は体を休めるための時間であり、そこから本格的な掃除を始める気力が湧かないのは当然のことです。
夜の家事は、あくまで「リセット」に焦点を当てます。床に落ちているものを元の場所に戻す、脱いだ上着はハンガーにかける、バッグは定位置に置く。これだけで、部屋の視覚的なノイズは大きく減ります。また、洗面台の鏡に飛び散った水滴をサッと拭き取る、キッチンのシンクに残った食器を食洗機に入れるなど、ごくわずかな行動で空間の印象はリセットされます。
今日一日頑張った自分を労わりながら、翌朝の自分への贈り物だと思って、ほんの少しだけ空間を整えてみてください。玄関に散らかった靴を一足揃えるだけでも構いません。翌朝、ドアを開けた瞬間に整った空間が出迎えてくれる。その清々しく気持ちの良い情景を想像しながら、夜の小さなリセットを取り入れてみてはいかがでしょうか。

